自分に還る旅路

人生の折り返し地点を過ぎてから色々試行錯誤するブログ

自分を苦しめる子供の頃の記憶

子供の頃のこと、思い出せるのは何歳以降のことですか?

 

私は4歳以降のことなら覚えています。

ちょうど幼稚園に通い始めた頃。

集団生活が始まり、比較や競争の舞台に乗せられ始める頃。

 

担任の先生が厳しい人ですぐに生徒に手をあげる人でした。

知能テストの成績が良かった私は、その先生にとって

自慢の優等生候補となってしまったようでした。

 

それ以降、その担任の先生とスパルタな母からの影響で

自分の心を殺して優等生を演じる人生を歩むことに。

 

幼稚園を卒園して担任の先生から逃れ

母とも30年程前に死別して

とっくに彼女たちの支配の手から逃れたはずなのに

いまだ彼女らの声なき声が

自分の中で強烈な支配力を保ち私を苦しめています。

 

よく言われるインナーチャイルドを癒すという作業と同時に

この批判的監視と支配の声の主である

「インナーマザー」による自己否定の鎖を解く必要があります。

 

何年かかってもいい。

人生を終えるまでに、この鎖を少しでも緩めてみせる。