自分に還る旅路

人生の折り返し地点を過ぎてから色々試行錯誤するブログ

吉方位 南 和歌山 熊野三山巡り

またまた今頃になって4月に行った旅の記録を残します。

訪れたのは和歌山南部の「熊野本宮大社」「熊野那智大社」「熊野速玉大社」。

まとめて「熊野三山」と呼ばれる全国の熊野神社の総本社にあたります。

 

今回はお手軽にバスツアーを利用しました。

理由は単純に自分一人で旅行するより効率的で経済的だったからです。

日帰りでお昼ご飯がついてジャスト一万円。

(ちなみに個人で行くと公共交通機関利用で連絡が良くないため、どうしても1泊になり3万円ほどの予算が必要でした)

人気ツアーのようでバスは満席。昼食は熊野牛のすき焼き御膳で美味しかったです。

実は参加前はツアーの参加者が一体どんな人たちだろうと少し不安でした・・・

マニアックなスピリチュアル系の人ばかりで、その筋のセミナーに勧誘されたりしたらどないしよとか(笑)

実際は、30代から70代くらいまでの極々普通の人たちばかりでした。

 

まずは「熊野本宮大社」へ。

  

主祭神は家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)。スサノオ神の別称です。

お社にはスサノオの両親であるイザナギイザナミ、そして姉であるアマテラスも

祀られており、それぞれのお社に参拝する順序があります。

ここはさすがバスツアー、自分で予習していかなくてもバスツアーのガイドさんが懇切丁寧に説明してくださいます。

こういった面でもツアーは楽ですね。団体行動なのが難点ですが。

 

次に「熊野速玉大社」へ。

  

こちらの主祭神は熊野夫須美大神(=イザナギ)です。

先に参拝した熊野本宮大社スサノオのお父さんですね。

もちろん妻であるイザナミ、息子のスサノオ、娘のアマテラスも祀られています。

お天気は終日雨でしたがご神木の新緑が雨に濡れ、赤い社殿に若葉の緑が映え

大変美しかったです。

 

最後に参拝したのは「熊野那智大社」。

主祭神は熊野夫須美大神(=イザナミスサノオの母)

すぐ近くにある有名な「那智の滝」も一緒に訪れました。

雨のおかげで水量十分、迫力ある滝を鑑賞できました。雨も悪くありませんね。

 

春の御神事で巫女舞が奉納されており、その清らかで美しい情景に見入ってしまって

社殿の写真を撮り忘れてしまいました。

ま、いいか。美しい景色はカメラよりも自分の心の目に焼き付ける主義ですので。

 

最後に旅のお土産を紹介します。

 

上記の最後の画像にもありますが、熊野の神様のお使いであり熊野のシンボルである

三本足の八咫烏(やたがらす)のおみくじです。

日本サッカー協会のシンボルにもなっていますね。

とても可愛いカラスなので、おみくじを取り外した後も神棚に飾ってあります。

 

少し背景に映りこんでいますが、我が家の神棚は私が旅行で集めた置物でいっぱい。

家を訪れる電気工事などの業者の方に「神様がいっぱいですがお宅は何教ですか!?」と聞かれてしまうレベルになりました。

いたってオーソドックスな神道なのですが、そろそろ神棚の整理が必要かもしれません。